第14回 空間デザイン・コンペティション - 提案部門

駅の未来をつくるガラスブロック

カテゴリ アイディアコンペ / 学生が参加できるコンペ
タイプ 国内建築アイディアコンペティション
ジャンル Glass-Block
開催地 日本
登録締切日 2007年8月3日 GoogleCal iCal
提出締切日 2007年8月20日
応募資格 不問

概要
今年は日本でガラスブロックがつくられはじめて50年になる。この50年間生き続けてきたガラスブロックは、古くもあれば新しくもある。そしてまだまだ建築空間のなかで新しい魅力を引き出すことのできる材料でもある。今回は「駅の未来をつくるガラスブロック」というテーマのもとに、これからつくられるであろうさまざまな駅のデザインのなかで、ガラスブロックの新しい使い方を見出して欲しい。

駅は交通の結節点であるだけでなく、人間にとって転換の場、出会いの場、別れの場などとなる。日常使っている駅であっても、時にはふと、まったく違った空間体験の場となることもある。物理的な空間であるだけでなく、感情的な空間ともなるのが駅である。同じ時間の同じ空間が、人によって異なった時空間となるのである。ガラスブロックは、そうした人びとの多様な体験を包み込むことができる空間材料であるといえよう。

駅とは、鉄道の駅だけとは限らない。水上交通の駅、バスの駅、航空機の駅、道の駅として全国に展開している自動車の駅などもある。あるいは結婚式場、葬祭場なども駅と見立てることができるかもしれない。さらに新しい駅を考え出すこともできよう。応募者各自が、どのような駅かを設定することは自由である。

そしてなによりも「未来をつくる」という意味を深く考えてもらいたい。これからの時代、それぞれの駅はどのようになっていくであろうか。そのなかでガラスブロックは、どのような役割を果たすことができるであろうか。既成概念に捉われることなく想像の翼を広げ、それを建築として着地してもらいたい。人間にとって未来が開けるような駅の提案を期待している。

審査員
香山 壽夫 (東京大学名誉教授)
可児 才介 (大成建設 常務 設計本部長)
安田 幸一 (東京工業大学大学院助教授)
大工 信隆 (日本電気硝子 執行役員 建材事業本部長)

審査方式
1段階審査


金賞 1点 100万円/銀賞 1点 50万円/銅賞 1点 30万円/佳作 5点 各10万円

登録料などの費用
なし

提出物
中判ケント紙あるいはそれに類する厚紙1枚(600mm×840mm)

タイムテーブル
審査の結果は応募者に通知するとともに、2007年「新建築」12月号に発表される

リンク
過去の受賞者

主催
日本電気硝子株式会社

公式ウェブサイト
http://www.neg.co.jp/kenzai/compe/14/compe14.htm