カテゴリ | 実施コンペ / 学生が参加できるコンペ / コンペ結果 |
タイプ | 国内, 実施, 二段階審査 |
ジャンル | Architecture, Installation |
開催地 | 東京都 |
登録締切日 | 2015年9月16日 GoogleCal iCal |
提出締切日 | 2015年9月16日(消印有効) |
応募資格 | 自ら本設計案を創作する個人または団体 |
概要
太陽の塔はいま、千里の丘にひとり孤独に立っている。
だが一九七〇年の大阪万博で岡本太郎がこの塔を突き立てたとき、そこには丹下健三の大屋根があった。
万博最強のアイコンとなるべく計画された大屋根は、空中都市のひな形として都市の未来ビジョンを提示するものであり、それはそのまま「産業技術の進歩が人を幸せにする」という万国博覧会の価値観を体現していた。
こうした西欧モダニズムに対する岡本太郎の『否(ノン!)』。
それが太陽の塔だ。
引き裂かれたまま同在する二つの極。
まさしく『対極主義』の実践だった。
太陽の塔は〝対峙するもの〟として構想されたのだ。
あれから四十五年。時代は変わり、課題も変わった。
だがいまも太陽の塔は圧倒的な存在感をもって屹立している。
岡本太郎は大屋根に、そして万国博覧会に太陽の塔をぶっつけた。
今度はわれわれがぶっつける番だ。
いまふたたび太陽の塔に対峙する建築=空間のイメージを提起して欲しい。
太陽の塔は死んだ遺跡ではない。
闘う相手として不足はないだろう。
審査員
五十嵐太郎 建築批評家/東北大学教授
椹木野衣 美術批評家/多摩美術大学教授
藤本壮介 建築家
平野暁臣 空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長
賞
最優秀賞:賞金50万円+作品展示権(岡本太郎記念館にて)
特別賞:賞金20万円+パリ往復航空券
登録料などの費用
なし
タイムテーブル
入選発表:2015年10月1日
主催
公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団/岡本太郎記念館