国際コンペティション 「21世紀の茶室」

コンペ結果

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開催概要

新しい時代の立礼式茶室の空間デザインを募集

カテゴリ アイディアコンペ / 学生が参加できるコンペ / コンペ結果
タイプ 国際, アイディア, オープン, 二段階審査
ジャンル Architecture
開催地 日本
登録締切日 2016年10月10日 GoogleCal iCal
提出締切日 2016年10月10日(必着)
応募資格 不問

概要
茶の湯の文化は600年以上続く日本を代表する伝統文化です。それは今でも原則的には茶室の中の畳の上で亭主が客人に対して正座してお茶を振る舞う形式が取られています。1868年の明治維新に日本が300年間の鎖国を終えて西洋及び諸外国に門戸を開いてより、伝統を守り続けてきた茶の湯は床の上に座る習慣のない海外からの客人をもてなすために新しい方法を模索する必要に迫られることになりました。1872年に日本における初めての国際博覧会であった京都博覧会で裏千家第十一代当主であった玄々斎は「立礼式」と呼ばれる椅子とテーブルによる茶会の形式を確立しました。しかし未だこの形式は原型としての畳の上での正式な正座形式と比べると二次的でカジュアルなものという印象を人々に与えていることは否定できません。一方お身体がご不自由なお客様やご高齢の方々そして畳の生活に慣れない若い世代の皆様にとっては正座を前提とする旧い形式は不向きです。京都は長く続く伝統を重んずる街であるとともにすべてのお客様へのホスピタリティーを大切にしようと心がけています。ここ京都で再び21世紀のグローバルな「おもてなし」の精神に基づいた新しい「立礼式」の茶室が生まれ、より多くの世界の人たちに日本の茶文化を親しんでいただければと願っています。ここに世界の建築とインテリアデザインに携わる方々や学生の皆様に「21世紀の茶室」への素晴らしいアイディアを呼びかけたいと思います。

審査員
近藤誠一(元文化庁長官)
團紀彦(建築家)
佐伯順子(同志社大学教授、京都と茶文化研究センター長)


京都茶会へのご招待、記念品の授与

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
二次審査:12月10日 同志社大学にてプレゼンテーション及び公開審査により入賞者を決定

主催
同志社大学、京都と茶文化研究センター

公式ウェブサイト