隠岐の島町 西郷港周辺地区 Design Competition

実施設計コンペ情報

カテゴリ 実施コンペ
タイプ 国内, 実施, 資格制限, 二段階審査
ジャンル Cityscape
開催地 島根県
登録締切日 2021年11月19日 GoogleCal iCal
提出締切日 2021年12月8日 GoogleCal
応募資格 一級建築士事務所もしくは建設コンサルタント登録事務所

概要
約一万年の昔、日本列島から離れ現在の姿となった隠岐諸島は、島根半島の北方約80Kmの日本海に浮かぶ200近い島から構成されています。隠岐の海岸や山々は、悠久の自然と歴史を引き継いで現在は、大山隠岐国立公園や隠岐ユネスコ世界ジオパークとして認定されています。
隠岐諸島は、島前と島後という二つの地域からなっていますが、隠岐の島町は島後1島のみで成り立ち、人口が最も多く、医療、福祉、経済、行政等の中心的な役割を担っています。
隠岐びとは、このような環境に暮らしながら、伝統と文化を育んできました。時代が移り人々の暮らしは変わっても、隠岐の島町には、今も昔も変わることのないふるさとを想う島人の心があります。
私は、隠岐の島町が島に住む人、帰ってくる人、訪れた人、それぞれにとってかけがえのない場所でありつづけるように、隠岐の島町の玄関口である西郷港周辺を活性化させることを公約に掲げ、「西郷港玄関口まちづくり計画」の策定を実現しました。
私がまちづくりの公約として掲げた「生まれてよかった」、「住んでよかった」、「訪れてよかった」という「三つのよかったが響くまち」とは、子供たちが心あかるく育ち、大人たちは心やさしくふれあい、皆が健やかに生きるまちです。
「西郷港玄関口まちづくり計画」は、少子高齢化により人口が減少するなか、我がふるさと隠岐の島町をこれからも持続させていくために、隠岐の島町の顔であるエリアを再整備することを町の重点プロジェクトとして位置づけたものです。この計画を具体化する事業により、人々の交流空間を実現し、さらに、次代を担う世代にも魅力あるまちとすることで、島人のふるさとを思う心を将来につないでいきたいと考えています。
以上のような経緯により、隠岐の島町では、このたび、「西郷港周辺地区デザインコンペ」を実施し、広くデザインを公募することといたしました。ここにお示しする実施要領は、町民の皆さまと話し合いを進めながら、西郷港周辺地区のデザインの仕様を定めたものです。公募に参加しデザインを提案していただける皆さまには、コンペの趣旨をご理解いただき、ぜひ魅力あるデザインを提案していただきたく、衷心より期待いたします。

審査員
東京工業大学名誉教授 桑子敏雄
滋賀県立大学名誉教授 布野修司
岡山大学大学院環境生命科学研究科教授 橋本成仁
千葉大学大学院園芸学研究科教授 秋田典子
隠岐の島町都市計画審議会委員 金田隆徳
隠岐の島町都市計画審議会立地適正化計画検討委員会委員 松田照美
島根県隠岐支庁長 三島正司
隠岐の島町副町長 大庭孝久


設計業務委託
最優秀作品賞金20万円
優秀作品賞金15万円
上記以外の2次審査対象作品賞金10万円

登録料などの費用
なし

主催
島根県隠岐の島町

公式ウェブサイト