第6回 愛知産業大学 建築コンペティション

課題「森に生きる。森と生きる。」

カテゴリ アイディアコンペ / 学生が参加できるコンペ
タイプ 国内建築アイディアコンペティション
ジャンル Environment
開催地 日本
登録締切日 2007年7月6日 GoogleCal iCal
提出締切日 2007年8月31日(消印有効)
応募資格 下記参照

概要
人々は森と共生しながら永い年月を過ごしてきました。森に住み様々な恩恵を受けながら、森を活かしながら住んでいました。それは都市もまたしかりです。明治のはじめに江戸を訪れた外国人は、森のような庭園のような美しい都市に驚嘆したと言います。その美しい都市はエネルギーの循環型システムをベースとした持続可能な都市でした。その後、長い年月の間に人々は森のことを忘れ、冷たい素材で暑い都市をつくってきました。都市の森も山間の森も、私たちや子孫にとって大切な命の森なのに。
間伐されない木の悲鳴。
乱伐された海外の森の悲鳴。
木偶の坊のように刈り込まれた街路樹の悲鳴。
50年以上かけて育った木でつくった家が25年で廃棄物となっています。
植物の命を尊び、慈しみ、大切に使うことが我々の築くべき未来の姿です。
植物や自然の素材に包まれた空間は美しく、優しいものです。
これからの私たちは建築を考えるとき、同時に森のことを考える必要があると思います。200年前の「森のような都市」を私たちは取り戻すことができるのでしょうか。
森と建築、森と都市、森と地域の関わりなどをテーマに、未来を提案してください。単にモノとしての建築や森ではなく、森のあり方や関わり方を自由にとらえ、人々の息づかいが感じられるような、そして笑顔や豊かな日常が感じられるような何かを期待しています。山や森に足を運び、身体でモリノコエを聴いてみるところからスタートしていただけたらと思います。

審査員
小川英明 愛知産業大学大学院 造形学研究科 教授・造形学部長
石川 清 愛知産業大学大学院 造形学研究科 教授・建築学専攻長・学科長
ほか3名(森林学、造園学、地場産木材を活かした住宅設計 などの分野から)

応募資格
建築デザイン部門(高校生の部):高校生の個人またはグループ(3名まで)
建築デザイン部門(一般の部):大学生をはじめとする学生・社会人(年齢制限なし)の個人またはグループ(3名まで)
提言・アイデア 部門(高校生対象):高校生または高等専門学校(3年生まで)の個人またはグループ(3名まで)、所属科は問いません

審査方式
二段階審査
一次審査で各部門から入選作品5点程度を選考、二次審査会ではプレゼンテーションあり


各部門:
最優秀賞 1点 賞状及び副賞(奨学金7万円)
優秀賞 2点程度 賞状及び副賞(奨学金3万円)
入選 若干名 賞状及び副賞(奨学金2万円)

登録料などの費用
なし

提出物
建築デザイン部門;A1サイズ(841×594)のケント紙、若しくは同等の厚紙1枚
提言・アイデア 部門;A4サイズの用紙(縦使い・紙の質や色は問いません)10ページ以内

タイムテーブル
一次審査通過者発表:2007年9月末
二次審査会:2007年10月7日

リンク
過去の受賞者

主催
愛知産業大学造形学部建築学科

公式ウェブサイト
http://asu-g.net/univ/compe_6th/compe.html