くまもとアートポリスプロジェクト 甲佐町住まいの復興拠点施設設計プロポーザル

コンペ結果

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開催概要

復興施設の設計プロポーザル

カテゴリ 実施コンペ / コンペ結果
タイプ 国内, 実施, 資格制限, 二段階審査
ジャンル Architecture
開催地 熊本県
登録締切日 2017年6月5日 GoogleCal iCal
提出締切日 2017年6月5日(必着)
応募資格 平成19年4月1日から平成29年3月31日までの間に、延べ床面積2,000m²以上の公共建築の基本設計、実施設計又は工事監理の実務経験(平成29年4月30日までに業務完了したものに限る。)があること。

概要
平成28年4月14日から発生した熊本地震は、本県に甚大な被害をもたらしました。死者は200名余りに上り、住家では約4万棟が半壊以上となる被害に見舞われ、発災直後は多くの県民が避難所や車中での避難生活を余儀なくされました。
甲佐町にも甚大な被害をもたらし、農地をはじめとする産業基盤や交通インフラ、学校等の公共施設においても大きなダメージを受け、町民の生活に大きな支障を来しています。
このような中、甲佐町は、町民が一刻も早く安全・安心に暮らすことができる環境づくりへの加速化を第一優先課題と捉え、総力を挙げて迅速かつ強力に震災対策を講じて、県内で最初に応急仮設住宅を完成させました。
また、甲佐町は、「再生から創生へ」、「次世代へ残す輝く郷づくり」を基本とし、今回の震災対策については、単なる復旧「再生」にはとどまらず、将来を見据え更なる町の発展を目指した復興対策「創生」を同時に講じていくことが重要であると考えています。
その復旧・復興対策の指針として、今回「将来(みらい)を想い魅力(たから)を活かすともに紡ごう次世代への架け橋」を基本理念に掲げ策定した『甲佐町震災復興計画』では、「住宅・住環境の整備」や「移住・定住施策の充実」のため、災害公営住宅と子育て世代向け住宅を併設するなど、望ましい住環境のあり方を検討するとされています。
このことから、甲佐町は、震災からの復興や町活性化のシンボルとして災害公営住宅の他に、子育て支援住宅及び都市防災公園を、町の顔となる町民交流の拠点とするとともに、全国に誇れる震災からの復興拠点として一体的に整備するため、本要項に基づき公募型プロポーザルを実施します。
なお、このプロポーザルは、後世に残る文化的資産の創造と地域の活性化を目指して熊本県が推進している「くまもとアートポリス」の参加事業として実施します。

また、くまもとアートポリスでは、事業主や施設利用者との積極的な対話を通して、その地域固有の環境や歴史に配慮した独自の新しい生活文化の創造を目指すとともに、県内建築士の技能向上に取り組んでいます。
当事業においては、公募型プロポーザルにより選定された者の豊かな発想で生み出された質の高い設計と、県内事務所のノウハウ及び調整能力とをフルに活用し、全国に誇れる震災からの復興拠点を一体的に整備します。
これらのことから、公募型プロポーザルにより選定された者との共同による設計、積算及び工事監理を、地元設計者として取り組むことのできる県内の建築士事務所を募集します。

審査員
伊東豊雄(建築家、くまもとアートポリスコミッショナー)
奥名克美(甲佐町長)
師富省三(甲佐町副町長)
志戸岡弘(甲佐町建設課長)
桂 英昭(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー、熊本大学准教授)
末廣香織(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー、九州大学准教授)
曽我部昌史(建築家、くまもとアートポリスアドバイザー、神奈川大学教授)


設計業務委託

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
公開二次審査;7月3日

主催
熊本県、甲佐町

公式ウェブサイト