(仮称)グローバルリーダー育成校設計プロポーザル

コンペ結果

設計候補者
C+A・土井 建築設計共同体

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開催概要

学校の設計プロポーザル

カテゴリ 実施コンペ / コンペ結果
タイプ 国内, 実施, 資格制限, 二段階審査
ジャンル Architecture
開催地 広島県
登録締切日 2016年8月2日 GoogleCal iCal
提出締切日 2016年9月6日 GoogleCal
応募資格 一級建築士事務所であることなど

概要
昨今、グローバル化の進展などにより、あらゆる資源が国境を越えて行き交い、社会経済システムから一人一人の日常生活に至るまで、広範な分野に影響を与えています。急速な人口減少社会の中、近い将来、日本の労働人口の約半数が就いている職業が、人工知能やロボット等で代替できるようになると指摘されるなど、より一層変化の激しい、先行き不透明な社会となることが予測されています。本県は、こうした危機を乗り越える「鍵」は、「教育」に他ならないと考えます。
平成26年12月には、「広島版『学びの変革』アクション・プラン」を策定しました。プランでは、育成すべき人材像として「広島に学んだことに誇りを持ち、胸を張って『広島』、『日本』を語り、高い志のもと、世界の人々と協働して新たな価値(イノベーション)を生み出すことのできる人材」を掲げ、すべての子供たちに「生涯にわたって主体的に学び続ける力」を育成することとしています。そして、目指すべき教育の方向性として、「知識を活用し、協働して新たな価値を生み出せるか」を重視する「コンピテンシーの育成を目指した主体的な学び」を進めていくこととしました。
しかし、目指すべきモデルが存在せず、各学校で具体的なイメージに関する共通認識を持つことができないといった課題が生じています。これは、諸外国においても共通の課題であり、各国において様々な実践・研究が行われていますが、現時点では明確な解決策は確立されていません。
そこで、今般、「学びの変革」が目指す理想像として、突き抜けた取組を実践する「全寮制の中高一貫教育校」を新たに設置することとしました。この学校は、「国際社会の持続的な平和と発展を牽引するグローバルリーダー」を育成するとともに、県全体の教育水準向上を牽引する学校です。
この学校では、日本の教育と世界の教育のそれぞれの長所を融合させることにより、世界のどこにもない「新たな教育モデル」を創造していきます。教育内容、学校建築、いずれについても、国内外の英知を結集した、世界に誇るべき「夢の学校」となることを目指します。
一方で、「学びの変革」を早期に実現するため、県を挙げて本校の早期開校を目指していることから、建設工期の短縮に向けた工夫が求められるとともに、イニシャルコストの抑制はもちろん、地球環境への配慮やランニングコストの低減など、持続可能性に対する配慮も重要となります。
以上のことから、グローバルリーダー育成校(仮称)の基本・実施設計の設計者選定にあたり、公募型プロポーザル方式により、技術力や創造力はもとより、機動性や柔軟性にも優れた設計者を広く募集します。

審査員
内藤廣(内藤廣建築設計事務所 代表取締役/東京大学名誉教授)
ほか


業務委託

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
結果発表:平成28年9月下旬

主催
広島県

公式ウェブサイト