県営引野住宅4号館ほか5棟建替その他工事に伴う基本設計及び1期実施設計委託に係る公募型建築プロポーザル

コンペ結果

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開催概要

県営住宅建て替え等のプロポーザル

カテゴリ 実施コンペ / コンペ結果
タイプ 国内, 実施, 資格制限, 二段階審査
ジャンル Housing
開催地 広島県
登録締切日 2020年8月12日 GoogleCal iCal
提出締切日 2020年8月12日
応募資格 一級建築士事務所の登録を受けたものであることほか

概要
福山市は,広島県の東部,瀬戸内海沿岸のほぼ中央部に位置する中核市で,主に重工業が栄える工業都市として発展してきました。福山市引野町にある県営引野住宅は,東福山駅や工業地帯である鋼管町から1.5km圏内にあるものの,高台に位置し,福山駅又は東福山駅と当該団地を繋ぐバスの便が少なく利便性が悪い上,高齢化が進んでいます。一方,高台に位置する故に,周辺は緑に囲まれ,自然豊かな環境にあります。
県営引野住宅は,昭和45年~46年に造成された大規模団地内に4~5階建ての中層の公営住宅として416戸整備しております。今後,AブロックとBブロックの敷地を利用して団地全体で300戸を建替整備することとし,平成31年度に基本計画を策定しており,令和13年度の事業完了を目標としてAブロックから順次建替えを行うこととしております。
設計にあたっては,現入居者の再入居先ともなるため,高齢者向けの小規模な住戸の供給に加え,住戸内外のバリアフリー化や,ゆとりある住生活を営めるような居住水準の確保が必要と考えています。
加えて,本住宅が周辺の地域とは独立した高台に位置することもあり,周辺の緑豊かな自然環境と調和した景観を形成するとともに,広大な敷地を活かした団地内のコミュニティの活性化につながる方策を期待しています。
また,本建替事業は,設計から建設工事の完成までに約10年を要する長期に渡る事業となります。特にAブロックにおいては,現状6棟の入居者の移転を伴いながら,解体・撤去工事と並行し,順次建替えを実施することとなり,工事による騒音等や工事車両と入居者の動線が重なるなど入居者への影響が懸念されます。
さらに,現在のライフライン(給水管,下水管,ガス管及び電気配線等)を活用しながら新たなライフラインを設置する必要があり,こうした工事による現入居者の生活環境への影響を最小限とした住棟の配置や建替え順序を決定する必要があります。
このような役割と機能が求められる県営引野住宅の基本設計及び実施設計に当たって,高度な発想力・設計能力,豊富な経験等を有する最適な設計者を選定するため,公募によるプロポーザルを実施します。

審査員
河内 浩志(広島工業大学 環境学部 建築デザイン学科 教授)
岡辺 重雄(福山市立大学 都市経営学部 都市経営学科 教授)
角倉 英明(広島大学大学院 先進理工系科学研究科 准教授)
ほか


業務委託

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
1次審査の結果発表:令和2年9月上旬
技術提案書の提出期限:令和2年9月18日
2次審査(公開ヒアリング):令和2年10月4日(予定)
2次審査の結果発表:令和2年10月下旬

主催
広島県

公式ウェブサイト