カテゴリ | 実施コンペ |
タイプ | 地域限定, 実施, 資格制限, 二段階審査 |
ジャンル | Housing |
開催地 | 広島県 |
登録締切日 | 2016年8月1日 GoogleCal iCal |
提出締切日 | 2016年8月29日(必着) GoogleCal |
応募資格 | 一級建築士事務所で広島県内に本店を有していることなど |
概要
熊野町においては、熊野団地の造成を契機として都市化を進展させながら、広島都市圏の中で身近な自然がほどよく調和したコンパクトなまちとして発展してきましたが、人口減少社会の到来など、社会情勢は大きく変化し、まちづくりにおいても様々な変化が求められています。県営熊野住宅は、昭和40年代に造成された熊野団地内に公営住宅として整備しており、平成6年から平成14年に簡易耐火平屋建住宅及び簡易耐火2階建住宅を2棟の高層住宅に建替えを行い、現在に至っています。
平成14年に完成した県営熊野住宅2号館においては、高齢化・少子化の進展に対応して、高齢者向け設備等が整った県営住宅と熊野町の西部地域健康センター、住宅供給公社による子育て世代向け賃貸住宅を一体的に整備し、高齢者と子育て世帯が共に暮らしやすい住宅をモデル的に供給するとともに、他の市町への普及を図る福祉連携型住宅供給促進モデル事業を実施しています。今回の建替事業では、現在の高層棟2棟(1、2号館)を除く、北ブロック(40~45、47号館)と南ブロック(48~54号館)を順次、整備していくことを前提に、北ブロックの実施設計を行うこととします。実施設計にあたっては、既存入居者の再入居先とするため、高齢者向けの小規模な住戸の供給も行うこととしていますが、持続可能な団地コミュニティの形成に向け、若い世代の流入を期待しており、こうした若い世代が住みたいと思えるようなファミリー世帯のニーズを捉えた居住環境の創出が必要と考えています。
加えて、熊野団地全体の高齢化も進展しており、今後、急速に人口が減少することも考えられるため、県営住宅に入居したファミリー世帯が地域に愛着を持って暮らすことにより、将来的に団地内への住み替えが促進され、地域の活性化につながる効果も期待しています。このような役割と機能が求められる県営熊野住宅の実施設計に当たって、高度な発想力・設計能力、豊富な経験等を有する最適な設計者を選定するため、公募によるプロポーザルを実施します。
審査員
河内 浩志(広島工業大学副学長/教授)
龜谷 清(公益社団法人日本建築家協会中国支部支部長)
元廣 清志(公益社団法人広島県建築士会会長)
ほか
賞
設計業務委託
登録料などの費用
なし
タイムテーブル
結果の通知:9月下旬
主催
広島県