最優秀賞
TNA/武井誠+鍋島千恵
優秀賞
SUPPOSE DESIGN OFFICE/谷尻誠 福間優子
佳作
鹿内健建築事務所/鹿内 健
藤本壮介建築設計事務所/藤本 壮介
一級建築士事務所中央アーキ/松本 悠介
山縣武史建築設計/山縣 武史
一級建築事務所パワーアーキテクツ/小林 泉
カテゴリ | 実施コンペ / コンペ結果 |
タイプ | 国内, 実施, 資格制限, 二段階審査, 匿名 |
ジャンル | Station |
開催地 | 群馬県 |
登録締切日 | 2011年5月23日 GoogleCal iCal |
提出締切日 | 2011年5月31日(必着) GoogleCal |
応募資格 | 一級建築士事務所など |
概要
大震災は多くの事に気づかせてくれたし、色々なことを考えさせてくれました。その前と後とでは、世界は違って見えます。空も、海も、土も違ってみえています。われわれは違う時間の中を生きはじめているのです。たとえば、この震災の後、富岡製糸場を訪ねました。あの建築も構造システムは、以前見たときとは全く違うものに見えました。明治初期に、この揺れる大地に、そして冬の厳しさに耐えるあの強く美しい構造システムを実現した設計者、施工者の努力、勇気、執念に心がふるえる思いがしました。
われわれは、このような地面の上に住んでいたことを知った上で、その後にたてられるのは、どんな建築であるべきなのでしょうか。単に強く、頑強なものであればいいのでしょうか。この地面の上では、これからどんな風に人々は暮らしていけばいいのでしょうか。こんな地面の上でも、人々が安心して暮らせ、人々をひきつけ、人々をいやすような「町」は可能なのでしょうか。そのような町の顔となるような「駅」はつくれるのでしょうか。それは具体的な言葉でいえば、小さな町のローカルな経済が、観光が、そしてその場所で暮らし続けていく人の人生が今後どうなっていくかという問いなのです。駅とはそういったものと完全に一体で、それらのすべてにはかりしれないほど大きな影響を与えるのです。
このプロジェクトの規模は小さいですが、このプロジェクトに富岡という場所の未来がかかっています。このプロジェクトを世界が見つめています。
上州富岡駅舎設計提案競技選考委員会委員長 隈 研吾
審査員
委員長: 隈 研吾(東京大学大学院教授、建築家)
副委員長:菅 孝能(山手総合計画研究所代表取締役、建築家)
委 員:梅沢良三(梅沢建築構造研究所主宰、構造家)
委 員:西村 浩(ワークヴィジョンズ代表取締役、建築家)
委 員:乾久美子(乾久美子建築設計事務所主宰、建築家)
委 員:笠原道也(上信電鉄代表取締役社長)
委 員:武田隆夫(富岡市都市建設部長)
委 員:中山勝文(群馬県県土整備部交通政策課長)
委 員:荒巻清一(群馬県県土整備部都市計画課長)
委 員:山崎伸一(群馬県県土整備部建築住宅課長)
賞
設計監理業務委託
登録料などの費用
なし
提出物
A1サイズ横使い、厚さ5mm程度のボード貼り1枚など
提出先
群馬県県土整備部 都市計画課 街路係
〒371-8570 群馬県前橋市大手町一丁目1番1号
Tel: 027-226-3672
タイムテーブル
一次審査:平成23年6月12日(日)
二次審査:平成23年6月18日(土)(公開プレゼンテーション)
結果発表:平成23年6月下旬予定
主催
群馬県