熊本地震を耐え抜いた孤風院 引き手デザインコンペ

建築の経年を人生に例え、二十歳や還暦などといった建築が重ねてきた歳の節目を祝う「けんちく寿プロジェクト」の一環として、建築家木島安史が手がけた「孤風院」の窓の引き手デザインを学生を対象に募集。最優秀案は実際に孤風院に設置される。

カテゴリ 実施コンペ / 学生が参加できるコンペ
タイプ 国内, 実施, 学生
ジャンル Furniture
開催地 熊本県
登録締切日 2017年2月18日 GoogleCal iCal
提出締切日 2017年2月28日(オンライン提出) GoogleCal
応募資格 国内の大学、高専に所属する学生

概要
孤風院は熊本高等工業学校(現在の熊本大学工学部)の講堂が建築家・木島安史氏によって阿蘇に移築され、住居兼アトリエとして生まれ変わり、築110歳、移築後43歳を数えるいまも更新され続けている稀有な建築です。昨年の熊本地震で阿蘇地方も大きな被害を受けましたが、孤風院は概ね健全な状態に見受けられます。ただし、一部の天井や建具等が損傷し、改修の必要に迫られています。そこで今回の改修に伴い、窓の引き手のデザインを幅広く募集します。孤風院に相応しい、引き手のデザインを期待します。

審査員
木島千嘉(建築家・木島千嘉建築設計事務所)(予定)
西嶋公一(熊本まちなみトラスト会長)*
磯田桂史(熊本大学五高記念館客員教授)*
西郷正浩(崇城大学工学部建築学科准教授)*
田中智之(熊本大学大学院先端科学研究部准教授)*
*けんちく寿プロジェクト実行委員


最優秀案1点、優秀案数点予定

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
審査会:2017年3月5日

主催
けんちく寿プロジェクト

公式ウェブサイト