広島県営第三上安住宅新築工事に伴う基本設計及び実施設計委託に係る公募型建築プロポーザル

コンペ結果

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開催概要

プロポーザル情報

概要
広島市安佐南区上安二丁目にある県営上安住宅は、古くからの民家が多い団地に囲まれた閑静な住宅地に立地し、南側のアストラムライン沿いには、上安駅やバスターミナルを中心として、各種商業ビル、保育所、マンションなどが点在しています。
別団地の県営下大町住宅は、昭和 44～45 年にかけて整備しましたが、建設後約 50 年を経過し老朽化に加え、借地に建っていることもあり、非現地建替えを実施し、住環境の改善を図る必要があります。
このため、令和２年度に策定した県営住宅再編５箇年計画（第３次）に基づき、県営下大町住宅を統合（非現地建替え）し、県営上安住宅の団地内に新たに県営第三上安住宅 110 戸を整備することとしています。
設計にあたっては、当該建設予定地が戸建て住宅を中心とした低層建築物に囲まれた敷地条件となっていることから、計画建物の低層化を図るなど、周辺の環境に配慮した計画とする必要があります。
また、県営下大町住宅は単身高齢世帯が多いため、現入居者の移転先となる高齢者向けの小規模な住戸の供給に加え、利便性の高い立地条件を活かし、子育て世帯向けに広い間取りの住戸も整備する等、多様な世帯がゆとりある住生活を営めるような居住水準の確保が必要と考えています。
さらに、単身高齢世帯の方が安心して暮らせるよう、住戸内外をバリアフリー化するとともに、住戸内においてセンサーやデジタル技術等を活用した入居者同士等の見守りを支援する仕組みを構築し、緊急時の対応を適切に行えるよう配慮する必要があると考えています。
このような役割と機能が求められる県営第三上安住宅の基本設計及び実施設計に当たって、高度な発想力・設計能力、豊富な経験等を有する最適な設計者を選定するため、公募によるプロポーザルを実施します。

審査員
細田みぎわ 広島女学院大学 人間生活学部 生活デザイン学科 教授
市川尚紀　近畿大学 工学部建築学科 教授
他

賞
設計業務委託

タイムテーブル
結果通知：令和５年９月中旬

主催
広島県

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