諏訪市文化センター大規模改修工事基本設計業務委託簡易公募型プロポーザル

プロポーザル情報

カテゴリ 実施コンペ
タイプ 国内, 実施, 同種同規模実績
ジャンル Culture-Center
開催地 長野県
登録締切日 2023年9月6日 GoogleCal iCal
提出締切日 2023年9月15日 GoogleCal
応募資格 同種同規模実績

概要
諏訪市文化センターは、昭和37年に竣工し、昭和52年から市の管理において、ホール、集会室及び広域避難所として運用されている。竣工から60年が経過し、躯体及び設備の老朽化が進んでおり、部分修繕を行いながら施設を運用している状況である。
また、平成29年に実施した耐震診断では、耐震診断の基準値を下回っていることに加え、ホール及びホワイエの天井が特定天井に該当することから、その他非構造部材も含めて耐震改修工事が必要であると診断されている。
一方、諏訪市文化センターは日本芸術院会館や旧歌舞伎座などの設計を手掛けた故吉田五十八氏(日本芸術院会員で文化勲章受章者)の設計で、日本の伝統様式をコンクリートの現代建築に融合させた独創的な発想が存分に活かされており、平成26年には国の登録有形文化財として登録された。令和2年には保存活用計画を策定し、文化財としての価値を維持しつつ施設を活用していく方針を示したところである。
加えて、諏訪市は令和4年3月に『諏訪市ゼロカーボンシティ宣言』を行い、その中で「2050年二酸化炭素排出量実質ゼロ」とすることを目標に掲げており、この宣言を踏まえ、今後市施設において予定している改修に併せて省エネルギー改修を検討し、一次エネルギー消費量の削減により、ZEB(NetZeroEnergyBuilding(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)年間の一次消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物)化することを目指す。
諏訪市文化センターの改修工事基本設計業務にあたっては、文化財としての価値を十分理解したうえで、ホール、集会室及び広域避難所としての安全性及び利便性を高めるための調査・設計に加え、現状の施設で実現可能な省エネルギー対策が求められる。
本業務においては、大規模事業の設計に係わる高度な技術力、建築基準法等各種法令及び文化財に関する知識力、多数の関係者の意見を集約する調整力を求めるとともに、市の事業の主旨を十分に理解し、事業をすすめる者として最も適した設計者を選考するため、プロポーザルにより広く提案を求める。

審査員
後藤慎二 諏訪市 副市長
二村悟  工学院大学総合研究所 客員研究員
高村秀紀 信州大学工学部建築学科 教授
三輪晋一 諏訪市教育委員会 教育長
樫尾政行 諏訪市 建設部長
細野浩一 諏訪市教育委員会事務局 教育次長
岡田永史 諏訪市 建設部都市計画課建築住宅係 課長補佐 建築主事


設計業務委託

タイムテーブル
結果通知:令和5年10月上旬

主催
諏訪市

公式ウェブサイト