前田工学賞・山田一宇賞

基礎研究の振興並びに若手研究者の育成を目的とし、学問的にも、社会的にも、また有用性の点からも優れた博士論文を選考し表彰

カテゴリ アワード
タイプ 国内, アワード, オープン
ジャンル Essay
開催地 日本
登録締切日 2023年10月6日 GoogleCal iCal
提出締切日 2023年10月6日
応募資格 博士
対象作品 過去3年に、わが国の大学院において博士の学位を取得した論文で当財団に初めて応募するもの

概要
本工学賞は、工学のうち土木及び建築に関する学術研究において著しい成果をあげた研究者を顕彰するために設けられたもので、学協会等においては、技術賞、論文賞、功績賞など既に多くの賞が設けられているので、本財団におかれている選考委員会においては、どのような視点から選考するかについて1年間をかけて検討が行われた。

その結果、基礎的な研究の振興と、若手研究者の育成を目途としている当財団としては、最新のテーマについての研究成果を学会誌等に投稿されているものも対象に値するが、連名のものも多く、個人の貢献の度合いが明白でないし、またテーマの選定についてもかなり狭い分野を対象としていることを考えるとより総合的な見地からまとめられ、学問的にも充実評価をうけて公表されるものとしては、博士の学位取得の際に提出される学位論文の中から学問的にも、社会的にも、また有用性の点からも優れた論文を選定すべきであるとの結論が得られた。

この方針に従って、平成6年度から前田工学賞の募集が始められた。更に設立10周年を経た平成16年度より前田工学賞として応募された学位論文の中で独創性・新規性に富む論文に対し授与する山田一宇賞を設置した。

審査員
石橋 忠良 東日本旅客鉄道(株)構造技術センター顧問
加藤 信介 東京大学名誉教授
壁谷澤寿海 東京大学名誉教授
神田 順  東京大学名誉教授
橘高 義典 東京都立大学教授
小泉 淳  早稲田大学名誉教授
陣内 秀信 法政大学名誉教授
玉井 信行 東京大学名誉教授
登坂 宣好 (株)Material speaks T-Lab 代表
長瀧 重義 東京工業大学名誉教授
難波 和彦 一級建築士事務所(株)難波和彦・界工作舎代表
花木 啓祐 東洋大学情報連携学部教授
前川 宏一 東京大学名誉教授、横浜国立大学客員教授
野城 智也 高知工科大学システム工学群教授
矢吹 信喜 大阪大学大学院工学研究科教授


前田工学賞
土木、建築、i-construction分野 各1名:200万円

山田一宇賞
土木、建築、i-construction分野 各々2名程度:100万円

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
結果発表:3月末日

リンク
過去の受賞者

主催
公益財団法人 前田記念工学振興財団

公式ウェブサイト