名古屋駅西側エリアデザイン検討業務プロポーザル

駅前デザインのプロポーザル

概要
本市では、リニア中央新幹線開業を機に世界都市にふさわしいまちづくりを推進するため、目標とするまちの姿を「世界に冠たるスーパーターミナル・ナゴヤ」と掲げ、西側及び東側の駅前広場の再整備をはじめ、各交通施設について、検討を進めてきました。名古屋駅西側駅前広場の再整備については、交通機能の高度化と将来を見据えた西側エリアのまちづくりと連携した重層的な拠点の形成を目指し、関係者との協議を進めているところです。一方で重層的な整備には、相当な期間を要することが想定されることから、リニア中央新幹線開業時を目指して、早期にリニア効果が発現できるよう、当面、駅前広場は平面レベルの限られた空間の中で交通結節機能の確保と空間形成を行うこととしました。
また、名古屋駅東側駅前広場については、リニア中央新幹線の開業時において、新たな象徴的な空間を形成することを目指し、現在検討を進めています。本業務は、リニア中央新幹線の開業時における名古屋駅西側駅前広場の平面レベルでの整備について、リニア中央新幹線の玄関口にふさわしい開放性の高い広場を含む空間のデザイン計画を作成するとともに、関係事業者との協議・調整を進めるための基本設計を行うものです。なお、本業務の対象である平面レベルでの整備は暫定的なものであり、リニア中央新幹線開業後の重層的な拠点の形成に向け、全面的に再整備されることを踏まえ、コストに配慮しながら検討を進める必要があります。
こうした業務について、民間の英知を結集して密度の高い検討を行うため、高度の企画・設計能力を有し、参加意欲のある「設計チーム」を選定するため、公募型プロポーザルを実施します。

審査員
伊藤恭行（名古屋市立大学教授)
加茂紀和子（名古屋工業大学教授)
篠原修（東京大学名誉教授)
内藤廣（建築家・東京大学名誉教授)
福井恒明（法政大学教授)
堀越哲美（愛知産業大学学長・造形学部教授)

賞
業務委託

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
審査結果の通知・公表：令和3年9月

主催
名古屋市

公式ウェブサイト