静岡県新県立中央図書館設計プロポーザル

コンペ結果

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開催概要

プロポーザル情報

概要
"ふじのくに"静岡県は、富士山と共にある生活の中で自然はもちろん文学や芸術から演劇活動まで長く続く力を秘めてきている。「新県立中央図書館」はそうした文化再生の拠点として県民のたくさんの記憶が継がれつつ生活の中で様々な関わりを持つ場となる。次なる新しい時代を生きるための社会と共にあるコミュニケーションの場であり、情報の場である。人々は今日、公共建築にこれまでのように共に活動する公共の場としてだけでなく、一人一人が自由でそれぞれの存在を認め合い共在するでもあることを求めている。広い原っぱで読書したり、歌ったり、昼寝をしたり、子供と遊んだり、体を動かしたりしているような風景を見る時、人々の自由さを見る思いがする。ここに私は人々の生き方の新しいあり様をみる。また自由さを得る場はそれなりの身体的に快適な環境として開かれている必要がある。新しい図書館が移転する東静岡エリアに新しい文化拠点と言えるような環境デザインを導入して全体のあり様を再定義する様な建築コンペティションとなることを期待している。
新県立中央図書館では、これからの時代に向かう新しい図書館を実現したいと考え、参加資格を低く抑えるとともに、参加者の負担軽減に配慮し、挑戦しやすい発注方式をつくり、「静岡型プロポーザル」として幅広い提案を求めている。コストと性能を担保しつつも建築が目指すべき価値の実現に向けて提案者からより良い考えを柔軟に受けるプロポーザルとした。
脱炭素化社会に向かう中で、自然・環境についての思考、また新型コロナウイルスの後の新しいライフスタイル建築についての考えなども導入して、これからの建築のあり方を提案いただけることを願いつつ、多くの建築家の方々の参加を期待しています。

新県立中央図書館整備事業設計業務委託に係る公募型プロポーザル審査委員会
審査委員長長谷川逸子

審査員
長谷川逸子 (長谷川逸子・建築計画工房（株）代表取締役)
北山恒 (横浜国立大学名誉教授)
千葉学 (東京大学大学院工学系研究科教授)
貝島桃代 (スイス連邦工科大学チューリッヒ校教授)
ほか

賞
設計業務委託

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
審査結果の公表：令和4年3月中旬

主催
静岡県

公式ウェブサイト