コンテナで輸送可能なコミュニティセンター

コンペ結果

最優秀者
野倉勇樹

優勝者
別府正嶤
永田賢一郎

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開催概要

難民キャンプでの使用を想定して、簡単に移動可能なコミュニティセンターを考える実施コンペ。コンテナサイズに納まること、専門技術を要しないこと、安価で再利用可能であることなどが条件となる。

カテゴリ 実施コンペ / 学生が参加できるコンペ / コンペ結果
タイプ 国内, 実施, オープン
ジャンル Community, Public, Temporary-Structure
開催地 日本
登録締切日 2010年9月6日 GoogleCal iCal
提出締切日 2010年9月6日(必着)
応募資格 不問

概要
難民について我々はどのくらいのことを知っているのだろうか。難民について無学で貧しく、成り行きに任せたままの人々と誤解されている部分がある。ナンミン は「難」「民」と書かれるが、それは「難しい人々」を意味するわけではない。

飢え、住居の不備、教育の不備、病気、虐待、迫害、愛する者の喪失等の危機がより身近な場所である難民キャンプ。そのような場所で、紛争の犠牲者たちはいつ の日か平和とともに故郷へ帰るまでの間、難民キャンプで自尊心を取り戻し、生活を再建することが必要である。

このコンペのテーマはDesign for Hopeであり、その具体的なものとして、コンテナに納まり、 輸送可能で、組み立てが容易である部材を使って、難民キャンプにおけるコミュニティセンターをいかに構築するかということを提示していただきたい。

コミュニティセンターは以下の用途で使用される場合があるが、難民キャンプによって様々であり、それぞれの場所での必要に応じて対応可能である必要がある。
・ミーティング
・トレーニング
・幼児の遊び場
・食糧配給
・診療所
・非常用備品倉庫

コミュニティセンターの構築物には以下の特徴が備えられる必要がある
・20フィートコンテナ(内寸:長さ5,949mm×幅2,351mm×高 さ2,376mm)に納まり輸送可能であること
・専門の職人以外の人々にも作れるようなプ リミティブな技術の組み合わせによって構成されること
・個々の部材は人力による運搬が可能である こと
・安価であること
・再利用可能であること

審査員
ジェイン・ベスト(Refugees International Japan)
小栗新(Arup Japan)
馬場正尊(Open A)
吉村靖孝(Yasutaka Yoshimura Architects)
その他


最優秀賞:受賞案の実施、難民支援プロジェクトの現地視察、RIJイベントでの展示
優秀賞:RIJイベントでの展示

登録料などの費用
なし

提出物
A2用紙片面横使い1枚に図面や模型写真、文章等

提出先
〒150-0031東京都渋谷区桜丘町24-4 東武富士ビル3F
アラップジャパン内 Design for Hope コンペ事務局

主催
Refugees International Japan (国際難民支援会)

公式ウェブサイト
http://www.refugeesinternationaljapan.org /user/93/コンペの詳細