第5回「真の日本のすまい」提案競技

コンペ結果

国土交通大臣賞/奥田徹(福井県)/1住1室 ひとつの屋根の下で暮らす
文部科学大臣賞/吉岡勇(熊本県)/未分化な空間をもつ家
経済産業大臣賞/齋藤陽(大阪府)/陽だまりのある家
林野庁長官賞/寺澤秀忠(東京都)/伝統構法 二〇〇年住宅
住宅金融支援機構理事長賞/池田博昭・額田直子(滋賀県)/小さめの家
生涯学習開発財団理事長賞/仲兼久忠昭(大阪府)/中庭のある36坪の家
住宅保証機構理事長賞/越智奈保子(広島県)/Glassbox House
日本建築士会連合会会長賞・住宅産業研修財団理事長賞/林美栄子(千葉県)/厚化粧の家はいらない!

ソース:http://www.hic.or.jp/compe/05/jushou.html

開催概要

環境との関係を重視しながら今日の新しい要請にも応えることのできるすまいのあり方を考える。

カテゴリ アワード / アイディアコンペ / 学生が参加できるコンペ / コンペ結果
タイプ 国内建築アワード/アイディアコンペティション
ジャンル Housing
開催地 日本
登録締切日 2007年11月16日 GoogleCal iCal
提出締切日 2007年11月16日(消印有効)
応募資格 不問

概要
地域の気候風土との調和、周辺環境との関係、そこに住まう家族の幸せを育むすまい、日本の伝統技術を生かしたすまい、人づくりや日本のものづくり文化の継承に貢献するすまい、などを実現する「真の日本のすまい」の提案を求める。
かつて我が国の「すまい」や「まち」は、世界に誇れる美しさに溢れたものでした。それは地域によって異なる多様な気候風土と調和しながら理想的な循環型社会を形成し、開放的で可変性に富むすまいは家族の幸せを育み、絆を深め、思いやりのある人格の形成にも大きく貢献してきました。また、すまいをつくりまちの美観を守ってきた職人は、他に類を見ないほど精緻で合理的な技術技能を発達させながら日本のものづくり文化を支え、その技術技能を伝承する中で人づくりにも貢献してきました。
今日、すまいやまちはより便利に快適になりましたが、こうしたすまいや職人の果たしてきた貴重な役割は忘れられ、自然と調和することや伝統文化さえも顧みられなくなっているのではないでしょうか。そして、そのことが地球温暖化、シックハウス、教育問題等の様々な問題の要因の一つになっているのではないでしょうか。
それぞれの地域で培われてきたすまいづくりの知恵と伝統文化とこれまで果たしてきた役割を再評価し、環境との関係を重視しながら今日の新しい要請にも応えることのできるすまいのあり方を確立しなければなりません。

主催
財団法人 住宅産業研修財団

審査員
浅野 平八(日本大学)
内田 文雄(山口大学)
黒川 哲郎(東京芸術大学)
佐々木幹哉(株式会社 公住工務店)
髙橋 敏雄(社団法人 全国中小建築工事業団体連合会)
藤本 昌也(社団法人 日本建築士会連合会)
横島 誠司(株式会社 創和設計事務所)

審査方式
匿名による一段階審査


国土交通大臣賞(1点) 賞状、副賞50万円
文部科学大臣賞(1点) 賞状、副賞50万円
経済産業大臣賞(1点) 賞状、副賞50万円
林野庁長官賞(1点) 賞状、副賞50万円
住宅金融支援機構理事長賞(1点) 賞状、副賞50万円
生涯学習開発財団理事長賞(1点) 賞状、副賞50万円
住宅保証機構理事長賞(1点) 賞状、副賞50万円
日本建築士会連合会会長賞(1点) 賞状、副賞50万円
※以下は、上記各賞の受賞作品の中で、大工育成塾槇組(第4期生)の修了制作の課題(2008年秋、実際に建設)として選定されたものに対し、上記の賞に加えて授与される。
住宅産業研修財団理事長賞(1点) 賞状、副賞50万円

登録料
なし

提出物
A1版タテ(594mm×841mm)

タイムテーブル
結果発表:2008年2月上旬(http://www.hic.or.jp/jho/にて)
表彰式:2008年2月上旬(都内)

公式ウェブサイト
http://www.hic.or.jp/compe/