LOCAL REPUBLIC AWARD

コンペ結果

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開催概要

グローバルやマスの台頭により現代社会で失われつつある「LOCAL REPUBLIC」の概念を持ち、未来に向けて勇気と理想を持って活動しているプロジェクトを募集

カテゴリ アワード / コンペ結果
タイプ 国内, アワード, オープン, 二段階審査
ジャンル Local, Public
開催地 日本
登録締切日 2018年4月27日 GoogleCal iCal
提出締切日 2018年4月27日
応募資格 現に活動している生活圏と経済圏が混在してコミュニティが成り立つ“LOCAL REPUBLIC”を体現するもの。住宅、商業建築、商店街、街全体など対象物を問わない。

概要
そこに住む人びとがお互いに助け合う、そのような住み方ができないだろうか。それが可能だとしたら、従来までの一つの住宅に一つの家族という住み方とは決定的に異なるはずである。「1住宅 =1家族」の形では、家族の内側の幸福や家族のプライバシーを大切にすることはできるが、いくつもの住宅が集まってお互いに助けあうようなコミュニティーをつくることは極めて難しい。
私たちは「1住宅=1家族」に代わる新たな住み方を提案してほしいと切に願っている。そして今回、既に実現している人たちを探したいという想いでこのAWARDを開催するに至った。AWARDを通じ、「1住宅=1家族」の内側の幸福だけを求めるのではなくて、隣人や更にその隣人に対しても心遣いをするような住み方を提唱して頂きたい。
それは住居だけに限らない。たとえば、エネルギーの生産システムと消費のシステムとを見直すことかも知れない。遠いプラントから送られる電気エネルギーではなく、地域固有の生産方法と効率的な消費システムによって、エネルギーの地産地消が実現される。あるいはゴミ。ゴミを資源と考えれば、コンポストで肥料、バイオガスをつくることもできる。エコシステムは使う人の意識を変えて行き、やがて地域ぐるみの活動を誘発するはずだ。 あるいは経済。「1住宅=1家族」は単なる消費の単位でしかないが、たとえばお店をつくることは自分たちの利潤のためだけではなく、周辺地域社会の生活に貢献し、その住宅地を小さな経済圏にすることができる。農業も同様に、生産、加工、販売を地域ぐるみで実施するいわゆる六次産業化や、農業活動自体が地域一帯の景観保護にもなり得る。
既にそのような試みを始めている人たちは実際にいるのだと思う。是非、応援したい。
それこそが「LOCAL REPUBRIC AWARD」の主旨である。
審査委員長山本理顕

審査員
山本理顕(建築家)
北山恒(建築家)
陣内秀信(建築史家)
吉良森子(建築家)
ジョン・ムーア(農家 兼 社会企業家)
中野喜壽(寺田倉庫代表取締役)


最優秀賞:2,000,000円
優秀賞:200,000円 × 2点
入賞:50,000円 × 4点

登録料などの費用
なし

タイムテーブル
最終公開審査会:5月13日

主催
LOCAL REPUBLIC AWARD実行委員会
一般社団法人地域社会圏研究所

公式ウェブサイト