水没コンペ 日本列島、一部、沈没。

50年後に海面が5m上昇して水没する具体的な日本の都市を設定し、どのように都市環境を再構築すればよいか提案する。

カテゴリ アイディアコンペ / 学生が参加できるコンペ
タイプ 国内建築アイディアコンペティション
ジャンル Environment
開催地 日本
登録締切日 2007年11月2日 GoogleCal iCal
提出締切日 2007年11月2日(必着)
応募資格 学生、研究者、大学の研究室など個人・グループを問わない。

概要
地球温暖化が言われて久しいが、昨年の暖冬のように異常気象と感じることは枚挙にいとまがない。日本には四季があるという言い方をできなくなるのでないかと思うほどに夏は長く、春と秋が短いと思っている人も多いのでなかろうか。
今回、私たちは最悪のシナリオ、つまり、人類の成長への欲望をコントロールすることに失敗し、50年後には5m海面が上昇してしまうと想定しよう。海面上昇のシュミレーションによれば、東京も大阪も神戸もかなりの市街地が水没してしまうことになる。みなさんには50年という時間で徐々に水没する都市を捨てることなく、どのようにその都市環境を再構築すればよいか、様々な提案をしてほしい。ここでは以下の二点をルールとしたい。
1)海面は徐々に上昇し2050年には5mに達する。どのようなプロセスで+5mになるかは各自が想定する。
2)5mの海面上昇によって水没する日本の具体的な都市を設定し、提案する。
「環境の時代といわれる今世紀にあって、私たち建築や都市の専門家が都市に対して果たす役割を「リ・デザイン」する野心的なアイデアを期待している」

審査員
日本文化デザインフォーラム会員審査委員
遠藤秀平(遠藤秀平建築研究所)
曽我部昌史(みかんぐみ)
手塚貴晴(手塚建築研究所)
團紀彦(團紀彦建築設計事務所)

ゲスト審査員:
新建築編集長、日経アーキテクチュアー編集長、カーサブルータス編集長、五十嵐太郎、宮本佳明、長坂大、武田史朗、木下光、忽那裕樹

審査方式
二段階審査
最終審査は、入選者8チームが「日本文化デザイン会議2007兵庫」に招待され、プレゼンテーションおよび公開審査を行う。


入選者:交通費とプレゼンテーション(模型製作費用)費用として10万円支給、記念品贈呈、2008年デザイン会議に招待
入選作品等は新建築2008年1月号で発表される。

登録料などの費用
なし

提出物
最終審査:2007年11月24日(「日本文化デザイン会議2007兵庫」にて)
結果発表:新建築2008年1月号で発表

主催
第29回日本文化デザイン会議2007兵庫実行委員会

公式ウェブサイト
http://web.pref.hyogo.jp/wd20/wd20_000000093.html