第14回 ユニオン造形デザイン賞

今年のテーマは「超豪邸」

概要
超豪邸とは、文字通り、豪邸を超えた建築である。
超豪邸とは、限られた予算のなかで、建築を組み立てるという合理的な枠組を外すことだから、本来、住宅の常識をつき破る可能性をもっている。コストを度外視したとき、世界は変わるはずだ。桂離宮や落水荘が建築史に残っているのは、それらが超豪邸だったからではないか。もちろん、超豪邸とは、異常な大きさを意味するかもしれないし、住人のイメージや空間のプログラムを根本からくつがえすことかもしれない。アクロバティックな狭小住宅とは対極にあるもの。いや、小さい超豪邸というものも存在しうるかもしれない。
チョーゴーテイ。架空のマテリアルを想像させる超合金のような響きをもつ言葉。超豪邸という視点からインスピレーションを得て、創造的かつ発見的な建築を考えてみてください。

審査員
五十嵐 太郎（建築史・建築批評家）

審査方式
一段階審査

賞
大賞（1点）：100万円　
奨励賞（2点）：50万円　

登録料などの費用
なし

提出物
A2用紙1枚と400字詰原稿用紙1枚（和文）またはA4用紙1枚（英文）

タイムテーブル
結果発表：2007年10月下旬（文書にて受賞者にのみ通知）
表彰式：2007年11月下旬
受賞作品展示会：2007年12月上旬（アトリエユニオン東京にて）、12月中旬（アトリエユニオン大阪にて）

主催
財団法人ユニオン造形文化財団

公式ウェブサイト
http://www.artunion.co.jp/uffec/youkou/design_s.html