第1回 Tea House Competition

コンペ結果

結局実施されずに終わったこのコンペをきっかけに、現在の日本の実施コンペの問題点を考える。

Tea House Competition の経過と建築実施コンペの問題点
 
 
 
応募総数853点。

最優秀賞:

草原の大きな扉
中山英之(中山英之建築設計事務所)

優秀賞:

風景が通り抜ける建築
石上純也(石上純也建築設計事務所)

入選:

いえのなかにすむいえはそと
大橋祐介(竹中工務店)

入選:

大きな建具、小さな小屋
池田俊 / 有原寿典 / 大迫公生 / 渡辺絵梨子(東京藝術大学大学院)

六花亭賞:

原っぱに10坪の建築を建てるということ
許光範(フリー)/ 稲村輝(住友林業)/ 中西康崇(NTTファシリティーズ)

六花亭賞:

100人のダイニングテーブル
古家英俊 / 古家俊介 / 坂本真純 / 土井幸子 / 松尾暢子(デザインネットワーク)

開催概要

六花亭が北海道河西郡中札内村に計画中の「六花の森」に、誰もが気軽に使用できる軽食販売スペースの実施計画案を募集。

カテゴリ 実施コンペ / 学生が参加できるコンペ / コンペ結果
タイプ 国内, 実施, オープン, 二段階審査, 匿名
ジャンル Shop
開催地 北海道河西郡中札内村
登録締切日 2008年2月2日 GoogleCal iCal
提出締切日 2008年2月2日(必着) GoogleCal
応募資格 不問(二次審査に出席しなかった者は失格。実施設計から建物完成まで責任を持ってやり遂げる意思のある者。)

概要
六花亭は「河西郡中札内村」に「六花の森」を構想中です。
当施設は6万平米の広大な敷地に「坂本直行記念館」の3つの展示棟、記念館の周りには画伯が愛した北の草花を植えた野草園が広がっています。

自然の草花が根付くには時間がかかりますが、この敷地一帯が花咲く「六花の森」になることを夢見て、この先10年・20年と育ててまいります。美術館やレストラン、遊歩道や小川を設け豊かな北海道の自然や芸術に触れられる空間を目指しています。

さらに大勢の方が素敵なひと時を過ごせるように、施設の充実を進めたいという思いで、今回「六花の森」の敷地内に、来訪者が気軽に使える軽食販売スペースの実施計画案を募集します。

建設費:直接工事費で総額500万円前後
敷地:北海道河西郡中札内村 常盤西3線 249-6敷地内
面積:10坪前後
材料・構造:特に制限しません。但し、基礎はユニットハウスタイプ(置地杭式、他)とします。
設備:必用最低限の電気設備、給排水設備・厨房設備(簡単な調理程度)

審査員
五十嵐淳(五十嵐淳建築設計1級建築士事務所)

審査方式
二段階審査、一次審査は匿名


最優秀賞/1名:100万円
※最優秀賞受賞者には、設計委託料として別途150万円(交通費含む)が支給される
優秀賞/1名:30万円
入選/2名:10万円
六花亭賞/2名:5万円
一次審査通過者には二次審査出席費用として一律5万円を支給

登録料などの費用
なし

提出物
A2用紙1枚に配置図 平面図 立面図 断面図(縮尺自由)・透視図(必用に応じて)・模型写真・設計主旨などをまとめる

タイムテーブル
一次審査:2008年2月9日(10案を選定)
二次審査:2008年3月21日(金) 
 開場:AM11:00
 審査:AM11:30〜17:00
 場所:札幌センチュリーロイヤルホテル 20階 白鳥の間
    〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西5丁目
 定員:100名(先着順)

主催
六花亭製菓株式会社

公式ウェブサイト
http://teahouse.main.jp/